ずっと真夜中でいいのに。『正義』
ロック好きの皆さんは「ずっと真夜中でいいのに。」聞いてます?
僕は一番最初の「秒針を噛む」が良すぎて、以来音源はとりあえず聞いてます。
今回もいい曲っすなー。
メロディーも言わずもがな良いんですけど、曲のアレンジが秀逸だと思いませんか。
ストリングの使い方とか、Bメロでアヒルの鳴き声入れてみたりとか。
山場での曲の盛り上げ方とすごいですもんね。これライブで再現できんのかな。
- ずっと真夜中でいいのに。って誰やねん
ちょっと調べましたけども、基本的にはボーカルの「ACAね」さんていう方以外は
曲ごとにアレンジャーだったりを入れ替えて制作活動してるみたいですね。
グループっていうよりプロジェクトっていう感じなのかな。
※Wikipediaにはそこらへん含めて素性不明と書いてあります。
最初の作品の「秒針を噛む」を出した時って本当に無名だったはずなんですよ。
www.youtube.com
でもこのPV、1週間で20万再生されて、2週間で100万再生。
2019/04の時点で2000万再生以上されてるモンスターPVになってるんですね。
この秒針を噛むを出した時クレジットが以下のようになってました。
『秒針を噛む』
Lyrics & Vocal : ACAね
Music : ACAね×ぬゆり
Arrangement : ぬゆり
Animation : Waboku
この「ぬゆり」さんと「Waboku」さんがそれぞれ有名な方だったみたいで 二人がTwitterで宣伝したのも結構大きかったみたいですね。
にしても、曲の完成度しかり、PVの完成度しかり、かなり計画的に作ってバズらせたと私は感じてまして「現代的なやり方やなあ」と思っています。ええやん、と。
下積みなんかぶっ飛ばして、「良いものはシェアされて広まる」というのは
音楽関係なく業界として非常に健全だと思いますし、これからも才能のある方たちは
とっとと売れてほしいなと思います。
Grey's 『Kill Appeal』
私、木造のボロいアパートに住んでるんですけども 下にクレーマーのおじさんが住んでるんですね。 「足音がうるさいから静かに歩け」とかわけわからんことを言ってくるんですね。 下から天井を突いて天井ドンしてくるわけです。 話し声が煩いと警察を呼ばれたこともあります。警察の方もだるそうでしたけども。
あまりに煩いんで、僕が静かに歩いたあとに天井ドンされた動画を撮って 不動産屋と大家さんに送ったら今日大家さんが来まして 恐らく下のおじさんが出ていかないと行けなくなるようです。 清々しい。
ちなみに、不動産屋に送った動画は僕が編集して作りました。 くたばれ、クソジジイ。という意味を込めてこの曲を送ります。
Lizzo『Juice』
最近通勤の朝だったり、元気が欲しい時によく聞きます。
アガるわ〜
こういうのなんて言うのかわからないですけど、ディスコっぽいですよね。
PV見たらわかると思うんですけ、Lizzoのキャラクターがとても面白くてですね
やっぱりそういう面もアメリカで評価されてるそうです。
この動画は1500万再生行きそうなぐらいの人気。
特に体が大きいじゃないですか。そういうのをネタにしながらも
堂々としてて自信に満ち溢れているところに魅力がありますね。
(ちょうど、渡辺直美みたいな感じですか)
ちなみにこの曲もアルバムに入ってますがイケイケでしょ。
幼少期をMINMIとBENNIE Kで育った私としては
もうめちゃくちゃドツボでして、アルバムめちゃくちゃ聞きました。
是非このアルバムを聞いて、明日の金曜日を乗り切ってください。
millennium parade『Veil』
『millennium parade』はKing Gnuの常田さんが新たに始めたプロジェクトです。
正直、僕は常田さんのファンでもないですし、映像はかっこいいですが曲も別にピンとは来ていません。
じゃあ何故この曲を紹介しているかと言いますと、こちらの初ライブのライブレポを読んで欲しいんです。
https://natalie.mu/music/news/332520
一部抜粋
ライブは音楽と3D映像をシンクロさせた内容に。暗転と同時に観客が3Dアイウェアを装着すると、ステージの向こうにメンバーのシルエットが浮かび上がった。同時にステージとフロアの間を覆う紗幕にはPERIMETRONのオフィシャルサイトに登場する無数に蠢くピンク色の顔のCGやアニメーションが映し出され、強烈なビートが軸を担う「Fly with me」でmillennium paradeのパフォーマンスがスタート。
ここ!
観客が3Dメガネを付けてライブを見るんですよ。すげえ。 こういうチャレンジングな取り組みは古臭い音楽業界にとって非常に重要だと思うわけです。
ライブハウスでライブを見る価値
いきなりたいそうな話になりましたけどもね。
最近、GLOWLYで店長されていた恭平さんがYoutubeを始められまして、ライブハウス事情について語られているので私もたまに見てます。
そういうのを見ながら『ライブハウスでライブを見る』ということについてたまに考えるんですけども。
僕は率直に「何十年前から同じことをやっとんねん」と思うわけです。
多分、ブルーハーツがドサ回りしていた時代(もしかしたもっと前から)から「ライブのやり方」というものは変わっていないんではないかと。
(アリーナとかドームツアーみたいなのは一旦横に置いて)
何も進化していない。進歩していない。時代は変わりましたよ、店長。
ライブハウスの問題点、みたいな話が定期的に回ってきて「酒が薄い」「汚い」「スタッフの愛想が悪い」「ライブハウスも集客しろ」とか色々言われとるわけですが、トータルすると「ライブハウスでアマバンドのライブを見るのに、昔は2500円払う価値があったかも知れんが今はもうねえよ」だと僕は思います。
最近変わったなと思うこと
僕も社会人になって既に転職を2回しまして、いろんな人に会います。
そこで話していて感じるんですが「ライブハウスには行かないがフェスには行く」人って結構多くないですか?
昔からこうだったかな。僕は増えたように感じます。
そしてフェスに行く人の目的って大半の場合、音楽は半分でもう半分は「友達と遠出してワイワイできる」だと思うんですね。
(これは誓っておきますが、ディスってるわけではないです)
SNSが普及しまして、良くも悪くも「バエる(映える)」ものがウケる時代なわけですが、ライブハウスは全くバエない。フェスはバエる。
清潔感もないし閉鎖的すぎる。むやみに騒いだら怖い男の人に怒られそう。
SNSでシェアしたところで、行ったことない人が「いいな!行ってみたい!」となるでしょうか。一切ならないと思います。
とにかく、今のライブハウスは世の中の変化についていけず置いていかれている。
だから、もう昔ほどの価値はないんだよ...じいちゃん...と言いたいわけです。
話が長くなりましたけども
だからこそmillennium paradeのライブは良いなと思ったわけです。
斬新なライブのやり方だし、この記事をみた時「え、なんか凄そう。見てみたいかも」って思った人もいるんじゃないですか。
見てみたいと思った人の中には、僕と同じで「音楽が良いから」そう思ったのではなくて、「3D映像と一緒にライブ見るのが楽しそう」っていう人もきっといますよね。
「モノではなく体験を買う時代」と言われて久しく、サカナクションの山口一郎も同じような話を度々インタビューでしてますが、まさにこういうことじゃないの。
常田さんはそもそも東京藝大出てるスーパーアーティストなのでこういうことができるのかも知れませんが 、他のバンドの方にも「音楽だけやってりゃいい」じゃなくて新しいことに挑戦して欲しいなと切に思う次第です。
さらばルバート、空を飛ぶ『暗闇のダンスビート』
さらばルバート、空を飛ぶ(以下ルバート)から新作が出ております。
いやー、追っていたバンドの新曲がかっこいいと嬉しいものです。
このブログをやる前にinstagramで半年ほど音楽紹介の活動をしてたんですが、
その時にもルバートを紹介していました。
ちなみにその時の曲はこれ↓(この曲マジで名曲やろ...)
両方視聴してもらえればわかりますが、演奏が鬼ほど上手い。
ホームページに載っているボーカルのプロフィールは以下の通り
全曲の作詞を手掛ける。
音楽大学の大学院を卒業し、作曲の講師を務める傍ら、作曲家、アレンジャー、エンジニアとしての活動や、都内を中心にDJも行う。
いや、もうガチ中のガチですやん。先生やん。 ほんと、関東のバンドって普通にこういう人いますよね。そら上手いしかっこいいわ。
バンド的には8年ほど活動しているみたいですが、今のメンバーに固まってからは2年ほどみたいですね。
Youtubeの作品投稿頻度もここ1、2年でだいぶ増えているみたいなので
これから乞うご期待ですなあ。
CHON『Petal』
6/7にリリース予定のアルバムから「Petal」のPVが公開されています。
いやー、CHONはこれだけライブやっててもちゃんと曲作ってるから偉いですね。
ベースの正式メンバーが決まってから、だいぶ順調そうです。
アメリカは日本の何倍も国土が広いから、ツアーを回るのも大変だと聞いたことがありますが、ホームページ見たらツアー日程みっちみち...
CHONは良くも悪くも変わらない音楽をやってる感じ。
強いて言うならインディーズの頃の方がパンクっぽかったですかね、ギターもかなり歪ませてたし。
だけど、コード進行とか音選びのセンスは全然変わってない気がする。
この曲もめちゃくちゃかっこいいんだけど、ファーストから聞いてるこちらとしてはもう驚きが無いのも正直なところ。
はじめのライトハンドが「っぽいわ~」という感じで...まあ、個性が確立されてきているということなんですけども。
今回のアルバムは12曲入っているので、Petalよりもチャレンジングな曲も入っていることを密かに期待しております。
CHON!リリースツアーでまた日本に来てくれ!絶対行きます!!
教育番組『正義の自殺』
サムネのインパクトが凄いですが、かなりおもしろいバンドです。 今年聞いた中では、注目しているバンドのひとつ。
アルバムを聞いて貰えればわかるんですが音楽の幅がかなり広い。 多分、ボーカルが曲を書いているんやけど 相当な数のジャンルの音楽を通っていると思います。 赤い公園の津野米咲ぐらいの才能を感じる。
この曲はバックホーンみたいな泥臭い感じと 鬱屈とした印象を受けますけど、くそポップな曲もあれば オシャレな曲もあります。
このPVだけを見るとただの尖った若手にしか見えないと思いますが 是非!アルバムを!聞いてください!
ただ、やっている音楽が変わっているのが悪いのか 昔のPVを見るとメンバーがちょこちょこ違う。 おそらく、それなりに苦労してきたバンドなんやろな...と。
曲もかけるし技術もあるので、 楽しみなバンドですなー。