Unprocessed『Abandoned』
私が洋楽をよく聞くようになったきっかけがいわゆる「djent(ジェント)」と言われるジャンルの音楽でして、このバンドが正にそれです。
正直djentの定義を聞かれても困るんですけど、「ひたすらテクくて、重い」というのが特徴で、wikiには「多弦楽器(7弦ギターや5弦ベース)を使うのも特徴」とあります。
このバンドもベースが5弦で、リードギターが8弦。本当に要るのか8弦は。
個人的にはプログレッシブ・メタルに近いのかな、と勝手に思ってますが、プログレッシブ・メタルはもうちょっと分かりづらい印象です。djentの方が音選びが今っぽくて私は好みです。
折角なのでdjentの布教のため、幾つか他のバンドも貼っておきます。
見ていただければ分かる通り、djentのメインは歌ではなく完全に演奏なので、Playthroughと言われる「弾いてみた動画」が多いのもこのジャンルの特徴。
「な?俺ら上手いやろ?」というマウントの取り合いです。
そういうジャンルなので化物みたいに上手い奴らが山程いるわけです。 インストのバンドも結構いますしね。
そういう意味ではUnprocessedはテクニック的にズバ抜けているわけではなく、聞きやすい方です。マウント合戦に負けず頑張って欲しいですね。
ちなみに
今回このバンドを私が見つけたのは『instagramのストーリーの広告』でした。
ストーリー見てたらいきなりこのイントロが流れて思わずスワイプしてしまいました。instagramのユーザー分析すごすぎやろ。流石Facebook傘下やな。
このバンドはドイツのバンドなんですけど、ドイツではこういう音楽人気あるのかな。日本でこのジャンルを金かけてプロモーションするってあまり考えられないですよね。
SNSをチャネルとしてプロモーション打つアーティストって日本にはあまりいないですよね。(TwitterやインスタにPVやライブの告知が流れるって私はあまり見ないです)
あったとしても、レーベルの力を使ってやってるところがほとんだと思いますが、若いバンドもこういう仕組みを簡単に使える世の中になるとアーティストもリスナーもマッチングが進んでいいなあと思います。
こういう効率的な音楽の出会いが増えると嬉しいですね。